2018年5月2日水曜日

こんにちは、受講生のKです。
この4月から、いよいよ実践部分の「模擬授業実践ラボ~中級編」が始まりましたが、聞きしに勝る大変さ、教案書きに四苦八苦する毎日です。
そんな中、今日は日本語学校の方で、端午の節句があるということで、ちょっと息抜きに参加してみることにしました。

KCPのホールに飾られた人形を学生達がクラスごとに見に来るのですが、私の担当はその学生たちにお茶を出すことです。端午の節句だから、「人形を見て、柏餅を食べる」のだ、と単純に考えていましたが、横で学生さんや先生方の様子を見ていて、考えさせられました。

まず、先生方は各クラスごとのレベルにあわせ、兜や人形の説明を上手くされていましたが、自分はこういった日本文化について、説明できただろうかと。
なぜ端午の節句に食べるのは柏餅なのか、
なぜこの日、菖蒲の花を飾り、菖蒲湯に入るのか、
自分ももっと理解を深め、学生が解りやすく且つ興味を持ってくれるような説明が出来るよう努力しなければ。

また、このような形で日本の文化を体験させる事は、学生にとってとても良い事だなぁと思いました。参加した学生達の反応はまちまちでしたが、ほとんどの学生が楽しんでいました。
一方、クラスごとに学生たちの雰囲気には違いがあるのだとも感じました。
楽しんで積極的に参加しまとまりがあるクラスと、さほどでもないクラスがあり、教師の難しさを感じました。こうしてクラスをまとめることも、また教師の仕事なのだと。

学生たちと接する事は大変勉強になります。
そして、お土産に頂いた柏餅、美味しかったです!